公募展に初出展 初受賞

公募展に初出展

私は、絵画教室で石膏デッサンから基礎を学び、アクリル絵の具で技法を学びながら公募展に挑戦することにしました。

絵画教室に通って4年が過ぎた頃に初めて地元の公募展に挑戦しました。

そこで初出展でなんと優秀賞を受賞することができました。

それがこの絵です。

 

 「守るべきもの」  F50 アクリル画

私は海が好きで日頃から海に入って感じていること。海洋の環境汚染をテーマに描きました。

海の汚れ、砂浜の浸食、珊瑚の白化現象。

地球上の絶滅危惧種であるウミガメがプラスチック(ビニール袋)を食べ、温暖化により氷が溶けて絶滅していく白熊、ナポレオンフィッシュ、子供たちの未来。そして涙。

 

地球温暖化による異常気象。豪雨により建物が流される。

 

人間の快適な生活を求めるが故、自然に対して人間があぐらをかいてはいけない。動植物と共存しなければいけない。

さまざまな思いを絵に込めて描きました。

 

描き上げるまでに半年間かかりました。

 

しっかりと絵画教室で学んだ技法も取り入れました。

下の地球はモザイクで描き、地球の周りはスパッタリングでぼんやりとした明るさを表現し、向かって左中央の珊瑚とテトラポットはジェッソで凸凹の下地を塗っています。中央の蝶は点描で描いてその下側部分は砂のように崩れ落ちています。

 

絵画技法の基礎を学ぶことで絵の表現が広がり、自由に描くことができます。

頑張って絵画教室で学んだことは無駄ではなかったと、報われた思いでした。

この他にも絵画技法は沢山あります。まだまだ勉強は続きますが、とても楽しみながら学んでいます。

 

作品は地元の美術館に展示され、沢山の方々に見ていただき、沢山の激励をいただきました。

本当に嬉しかったです。

 

絵を描くからには挑戦すること。そして絵を沢山の方に見ていただくこと。

絵を描くことに生きがいを感じました。

こうして私の初公募展は、受賞という形で幕を上げました。 

 

今回の展示を機に私はその翌年も公募展に出展することを決意しました。

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