親からの虐待

小学校 低学年までいじめられていました。

 

先生や親にもいじめを受けていたことを話しませんでした。

 

家に帰っても毎日のように夫婦喧嘩をしていましたし、とても学校での出来事を話す状態ではありませんでした。

 

それと自分は学校の授業についていけない子供でした。

勉強が全く出来ませんでした。っていうかなぜ勉強が必要なのかわかりませんでした。

 

いじめられていましたし、その場、その時間、1日が無事に過ぎればそれで精一杯でした。とても授業を理解しよういう気持ちになりませんでした。

 

なのでいつもテストの点数が悪くて、恐る恐る親に見せるのですが、その点数を見て「なんでこんな問題もできないのか!」とすごく怒るのです。

 

特に国語の漢字。算数の文章問題。が全くできませんでした。

 

それから父から地獄のスパルタ勉強指導が始まるのです。

 

その時間は、夕食後から始まります。

 

父は酒を飲み、酔っ払っています。算数のテスト問題を居間の机に広げて、父の指導が始まります。

「もう一度、解いてみろ」と言われ、私は解いて答えを書くと。「バカヤロー!」と私の頭を平手で叩くのです。

 


私は、答えを消しゴムで消して、また答えを書きます。また間違えるので「なんでわからないんだ!」とまた頭を叩かれます。

 

父は教えてはくれるのですが、怒って話すので、全く理解ができませんでした。

 

私は涙が止まらなくて、問題が涙でにじんで読むことが出来ません。

 

そんな父は、私を見て「いい加減にしろ!顔を洗ってこい!」と怒鳴って言うのです。

 

私は、洗面所に行き顔を洗います。

 

戻ってまたテスト問題を解かされるのです。

 

そんな毎日が続きました。

 

時には23時を過ぎる場合もありました。眠いし、涙でテスト問題は見えないし、そんな私が答えを間違える度に、父は頭を叩きます。

平手の時はまだいいですが、グーで殴られることもありました。

なんでわからないんだー!

 

痛い!涙で字が見えない。。。

私は本当に痛くて、頭がグラグラしました。本当に強く殴られると頭に星が出ます。

 

父は、きっと頭を殴れば理解できるようになると思っていたのだと思います。よく機械が壊れたら叩くと直ることがあります。

 

そんな感覚で私の頭をバシバシと殴るのです。

そして正しい答えが書けると、「そうだろ!」と怒鳴り、決して褒めないのです。

 

父は教え方が下手でしかも短気ですぐ怒鳴る。そいう教え方でした。

 

国語の漢字は、本当にひどいものでした。「様」という漢字が書けず、父が書いて見本を書いてくれるのですが、これが達筆すぎて全くわからないのです。

私は、見よう見まねで書きますが、書き順も無茶苦茶だし、モジモジして薄く書くし、それを見て父は私の頭をおもいっきり殴るのです。「字がわからないら分かるように綺麗に書いてくれと、なんで言わないんだ!」と殴るのです。

 

私は、もう無理だと思いました。

 

今、思い返すと、教え方も悪いし、理不尽に怒るし、暴力だし、虐待だし。

 

でも当時の私は小学生でしたし、そんなこともわからず、ただただ父の暴力に耐える毎日でした。

 

母は2階の寝室に上がってしまい、決して私を助けることはありませんでした。いつも寝ていました。

 

学校では、いじめられ、家では毎日の夫婦喧嘩を見て、夜は父からのスパルタによる勉強と暴力をうける。

 

そんな私は、髪に白髪が増えていきました。

友達から「白髪が多いね。」ってよく言われました。小学生から若白髪だったのです。それを言われるのがとても嫌でした。

人は本当にストレスが溜まると白髪が増えます。

身をもって私は経験しました。

 

そんな私は、このままでは自分は持たない。もしくは殺される。と思いました。もう限界に達していました。

そこで自分は親に切り出すのです。

 

生まれて初めて親にお願いをしました。

 

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