頸椎症との戦い 長いトンネルの出口
頸椎症はとても辛く、温存治療で良くならなければ手術しかないと言われました。
大きな総合病院などを調べましたが、手術は四肢麻痺や合併症などのリスクがあること。
術後は回復するまでベッドに寝たきりで動けないこと。
私は前に首にブロック注射をしたときに涙が出るほど痛かったので、手術はしたくありませんでした。
なので手術はせず、温存治療を行いました。
姿勢も悪く筋力もかなり衰えていたので、リハビリで簡単な運動から徐々に行い、プールで肩を回して歩いたりしました。
薬も服用していましたが、これがかなり精神的にきつかったです。
副反応からかじっとしていられなかったり、怒りっぽくなったり、情緒不安定になりました。
海が好きなので海辺で砂浜をよく歩きました。
ウインドサーファーやサーファーを見ては、自分もいつかまた海に入りたい。
それには治療を続けて絶対に良くなる!と自分でもなんとかモチベーションを上げながら治療に専念しました。
そして歩いていても下ばかり向いていた自分が、少し前を向けるようになりました。
少しずつ歩幅も広がり、歩く速度も速くなってきたのです。
服用している薬も徐々に減らしていきました。
長いトンネルからやっと出口が見えてきたのです。
やっと出口が見えてきた!