i.m.a展 会員 奨励賞 東京都美術館
前回のi.m.a展で会友優秀賞を受賞し、会友から会員に推薦をいただきました。
今後は会員としての活動になります。
会員はその功績から公募展ですが作品が落選すること無く、展示されます。
なので作品を描きあげれば、東京都美術館で展示されるのです。
私はとても嬉しく思う反面、中途半端な絵は描けないなと思いました。
会員として周りから見られるのでいい加減な絵は描けません。
なので翌年も頑張って一生懸命に描きました。
前回から我が子をモデルにメッセージ性のある絵を描きたかったので、そのテーマは変えずに描きました。
その作品がこれです。
未来への足跡 S80 ミクストメディア
今回もミクストメディアで描いていますが、基本的にはアクリル絵の具が主で、補助的に色鉛筆やパステルも使用しています。
最後にニスを塗っているため色落ちはしません。
この絵は、我が子が成長するとともに足跡の歩幅も広がり、歩いていく我が子との距離も徐々に離れていきます。
成長とともに親から徐々に離れていく我が子の後ろ姿を見て、頼もしいような、少し寂しいような。親として感じた心境を絵にしてみました。
この絵は会員奨励賞をいただきました。
会員として初の出展になりますが、1回目で入賞は珍しいそうです。
そこで受賞することができたので私の描いたメッセージが審査員に届いたのだと感じ、とても嬉しかったです。
この作品も娘と一緒に東京都美術館で見ることが出来ました。
努力が報われた思いがしてホッとしました。
受賞すると毎回授賞式があります。受賞式の会場は東京都美術館内の立派な講堂で行われます。
私はスーツを着て、表彰状を受賞するたびに自分が画家への一歩を確実に進んでいるんだと思い、頑張ることができます。
頑張って描くからには入賞したい。
そして将来の夢に向かって一歩でも進んでいることを実感したい。
そう思いながら翌年も頑張って絵を描きました。