i.m.a展 会員優秀賞 東京都美術館

i.m.a展 会員優秀賞 東京都美術館

前回、会員として初めて出展し、会員奨励賞をいただくことができ、私は更なる上位の受賞を目指して頑張ることにしました。

 

ここ2年間は我が子をモデルにメッセージ性のある絵を描いてきました。この方向性を保ちつつ今回も我が子をモデルに描きました。

 

絵はS80号でとても大きいので完成まで半年間はかかります。

 

しかし今回は大きなハプニングありました。

 

職場の作業中に腰痛になってしまったのです。

 

展示会まで絵を完成させなければならないため休んではいられません。

 

整骨院に通院し、腰にコルセットを巻きながら絵を描きました。

 

腰を曲げて絵を描いていたので姿勢が悪かったのが原因で、続けて首が痛くなり、右手もしびれてきてしまいました。

 

絵が大きいので絵の下の方を描くと姿勢が悪くなり手がしびれてきてしまいます。

 

私は整骨院に通いながら絵を描き続けました。

 

もう根性しかありません。なんとか最後まで描き上げました。

 

その作品がこれです。

 

 無心   S80 ミクストメディア

 

我が子が海の砂浜で絵を描いている姿を描きました。

 

とても力強く、砂浜に描いた絵が波に一部消されながらも負けずに一生懸命に描いています。

 

真っ白な砂浜は子供の純真な心を表しています。

 

その姿はたくましさを感じます。

 

これから沢山の困難が待ち受けていると思いますが、この絵のように一生懸命に頑張って乗り越えてもらいたい。

 

そんな願いを込めて描きました。

 

この作品は、会員優秀賞(日本ヴォーグ賞)をいただくことができました。

 

前回よりも上位の賞なので本当に嬉しかったです。

 

展示会場である東京都美術館にも家族でも見に行くことが出来ましたし、会期後も今度は平塚の元麻布ギャラリーで展示しました。

 

とても沢山の方々に見ていただくことができ、とても充実した時でした。

 

会期終了後は、まずこの手のしびれと首の痛みを治し、また翌年へ向けて絵を描こうと決心しました。

 

しかし、この首の痛みとしびれに今後、絵の制作において悩まされるのでした。

 

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